火曜日, 12月 05, 2006

暮しと家計:はじめに

 近頃、年金崩壊が叫ばれています。年金制度自体は崩壊することはないかも知れませんが、払ったお金が還元されるかどうかは難しいところ。このサイト(暮しと家計)では、退職後に楽しく過ごすために今の暮しと家計を少し見直したり、家計を改善する提案をしています。

・・・目次・・・
暮しと家計1:老後資金ってどのくらい必要?
 まずは、事実に目を向けましょう。老後資金ってどのくらい必要なんだろう?

暮しと家計2:目的の資金を貯めるには?
 老後に必要な資金がわかったら、どうやって貯める?

暮しと家計3:資産を作る方程式
 お金の仕組みを復習しよう。効率よく貯めるこつとは?

暮しと家計4:収入を増やすには?
 収入を増やすことが第一!と言ってもただ給料を増やすのではありませんよ!

暮しと家計5:支出を減らすには? - 住宅ローンの見直し -
 収入を増やして支出を減らすと・・・お金がたまる仕組みを作りましょう!

暮しと家計6:支出を減らすには? -生命保険の見直し-
 不要な保険って?不要な支出の見極め方

暮しと家計7:支出を減らすには? -生活費の見直し-
 楽しく節約。どうして節約するの?それは○○のため・・・

暮しと家計8:運用利回りを上げるには?
 お金を運用するって一概に投資をしなさい!という意味ではありません。

暮しと家計9:投資の3要素
 お金の知識(ファイナンシャルリテラシー)的な考え方

暮しと家計10:確実に貯める方法!
 秘技!確実に貯める方法とは?

暮しと家計11:インフレの問題
 複利は資産を増やすキーですが時には敵にもなります。インフレの解決策とは?

暮しと家計12:マンション投資について
 インフレ対策その1。現金をモノへシフトする!

暮しと家計13:外貨投資について
 インフレ対策その2。利率の高い外貨預金も活用できる!

暮しと家計14:まとめ
 最後に。管理人の一言。

暮しと家計14:まとめ

このサイトでは、老後資金の形成方法として収入と支出、資産運用の方法を簡単に説明してきました。

最後にこれまでの内容を纏めたいと思います。

■家計改善のポイント
1.現状把握
 まずは現在の家計を把握することが大切。不要な保険、高い住宅ローンはありませんか?無駄遣いしていませんか?毎日のちょっとした気遣いが老後資金に大きな違いを生みます。小さなところも見逃さないようにしましょう。

 例えば、クレジットカードのポイント。複数のカードを持つとそれだけ年会費が増えますし、ポイントが分散してしまうので貯まりにくいというデメリットもあります。不要なカードは解約するのも手です。

2.すぐに行動できる目標を作る
 このサイトでは老後資金を作ることを目標に書いてきましたが、何もずっと先の目標を作ることはありません。身近な目標はありませんか?目標があれば節約にも意味が生まれます。だからこそ達成しやすくなります。

3.今ではなく○年後を見据えた選択をする
 今では少ない額でも長期では複利の効果がはたらくため、大きな違いになります。2で話した目標を短期と長期で作りましょう。千里の道も一歩から。一つ一つ目標を達成し続けることで、最後には大きな目標を達成できるのです。

皆さんの暮しの中で少しでもお役に立てれば幸いです。

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暮しと家計13:外貨投資について

インフレ時には、利子がインフレに追いつかないため、現金の価値が目減りしてしまうことから、その局面では現金からモノへのシフトが有効と言うことをお話しました。

前回は、現金からモノへのシフトの典型的なケースであるマンション投資について紹介しました。

今回は、外貨投資について。

外貨投資は、現金(円)→現金(外貨)という投資法で、インフレ時に有効なの?という疑問が出そうですが、見逃せないのが日本の利子と比較して格段に高い利子。

例えば、米ドルや豪ドルの利率は4.0%程度。更に・・・NZドルの場合、MMFの利率はなんと6.0%程度。日本のインフレは、高々1?2%程度ですので、外貨投資の場合の利率は日本のインフレに余裕で買ってしまうのです。

この状態では、先にお話した長期投資で複利の効果を生かすという戦略が有効となります。

ただし、気をつけなくてはならないのが為替手数料。

大手銀行では、片道1円(1%位)、往復2円(2%位)の手数料が必要になるので、せっかく1年、2年と投資しても為替手数料だけで利子の大半が失われる問題があります。

そこでお勧めなのが手数料が安いネットバンクの活用。

例えば、ソニー銀行では、米ドル、ユーロの為替手数料が0.25円(片道)、それ以外の通貨が0.5円程度とかなり安くなっています。

最近注目のネットバンクは、日本円でも大手銀行より利率が高いという点も見逃せません。


暮しと家計14:まとめ
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月曜日, 12月 04, 2006

暮しと家計12:マンション投資について

前回、インフレ時には物価の上昇に金利が追いつかないために現金の価値が目減りしてしまうというお話をしました。

その対策として有効なのが、現金をモノへシフトする方法。

最近ちょっとしたブームとなっているのがマンション投資です。

マンションは、インフレに対して地価や建物の価値が上がると言う特性を持ちます。インフレとは、物価が上がるということなので、現金からモノに替えることでその交換価値がインフレと共に大きくなるのです。

また、マンション投資には以下の特徴があります。
1.自分年金の用意ができる
2.節税効果がある(減価償却の効果により納税額を減らせる)
3.生命保険の代わりになる(自分が死亡した場合にローンの残りが0円になる)
4.預金よりも高い運用利回りが見込める(平均的な運用利回りは4%以上)
5.インフレ対策になる

簡単にできる投資ではないと思う方もいるかもしれませんが、意外とそうではありません。

マンション投資のシステムは、自分で購入した物件を賃貸することで貸した人にローン支払いを肩代わりさせること。

月々の支払い<賃貸料

となれば、自分から資金を投入することなく立派に運営ができるのです。

興味のある方は以下のページをご覧ください。

不動産投資シミュレーション

暮しと家計13:外貨投資について
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暮しと家計11:インフレの問題

前回までは、複利の効果を利用して長期投資をすることで元金を少ないリスクで増やせると言うお話をしました。

ただ、ひとつ問題があります。それは・・・インフレです。

インフレとは、物価が持続的に上昇する現象のことで、一般的にはインフレ時の物価上昇率は常に貯金の利率を上回ります。

つまり、インフレ局面では、複利の効果はあまり威力を発揮しないということになります。

この対策として有効なのは、以下の方法です。

1.資産を「現金」から「モノ」にシフトする
2.絶対的な収入を増やす
3.借り入れ、預け入れの金利を管理する
4.運用利回りを追求する

この中でも現実的に有効なのは、1、4です。

2・・・いきなり収入が増えるというのは難しい。
3・・・金利の管理はある程度有効だが、簡単な借り換えは難しい。また、預金の利子は常にインフレを下回る。
4・・・高い運用利回りの実現はいくつか方法がある。例えば、日本よりも利子の高い外貨預金や外貨MMF、海外の投資信託など。

次回は、1、4について詳しく見てみたいと思います。

暮しと家計12:マンション投資について
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暮しと家計10:確実に貯める方法!

確実に貯める方法!!!

と聞くと、ネットで時々見る怪しげなフレーズ・・・と考えそうですが、なんのことはありません。

1.おろせない口座を作る。
2.先取りする。

この2つのことを言っています。

給料が支払われる時に、会社員の方は財形貯蓄などの給与天引きの方法で”先取り”してしまう、財形貯蓄がない方は、簡単にはおろせない銀行の定期口座などを開設して預けてしまう。

ただそれだけです。

人間は欲望の塊。近くにあるとついつい使ってしまうこともしばしば。

つまり無駄遣いにリスクをなくす!ということが、確実に貯める方法なわけです。

私は、郵便口座を開設していますが、キャッシュカードは作っていません。通帳はいつも家に置いていますから、財布のお金がなくなったときに降ろしたくなってもおろせません。

このちょっとした工夫で意外と使えない口座ができてしまうのです。

お試しあれ。

暮しと家計11:インフレの問題
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暮しと家計9:投資の3要素

前回は、金融商品を買うことだけが「運用」ではない、生命保険やローンの借り換え、自己投資など自分の持っているお金を如何に使うことが「運用」であるというお話をしました。

とはいっても、老後資金を作るためにはまだまだ漠然としているのも確かです。

そこで、今回は「投資の3要素」と題して投資で資産を増やすためにはどうしたらよいかをお話します。

まず、投資の3要素としては以下の3つがあります。

・資金量
・情報量
・時間

投資を始めるには資金が必要です。また投資資金を増やすためには正しい情報を得ることも必要です。更に・・・「複利」という言葉は聞いたことがあると思いますが、時間も大切な要素です。これらが投資の3要素になります。

とはいえ・・・資金量、情報量は機関投資家など資金も情報も多く持っている人に一個人が太刀打ちできるわけはありません。

では、時間は?機関投資家の場合は半年、長くても1年と言う期間で実績を出さなければなりません。実績が高いと投資家の支持を受けて資金がより集まり、ファンドマネージャは多くの報酬を得られます。また運営会社にも信託報酬と言う形で収入が払い込まれるわけです。

人気がないとだめなんです。決められた短い期間で実績を上げるためには、時に有望株であっても売らざるを得なかったり、上がる見込みが少ない企業の株も買わざるを得ない・・・そういったことが多くあります。1年という期間の成約が、実際パフォーマンスに大きな悪影響を及ぼしているのです。

つまり、個人が機関投資家に勝てるのは「時間」。

以前ブログで減債基金係数表というものを紹介しました。これを見ると分かるように、時間があればあるほど複利の効果を生かすことができ、結果として1年1年は小さな儲けだとしても長い時間が経てば大きな資産に変わってくれる可能性が高いのです。

時間と言うものは、投資においてもっとも大事な要素と言えます。長期間投資をすることで複利の効果が期待できるからこそリスクも自然と極小化されると言うわけです。

長い時間でじっくりと!これがリスクをとらずに大きな効果が期待できる方法です!

暮しと家計10:確実に貯める方法!
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暮しと家計8:運用利回りを上げるには?

 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方-知的人生設計入門-という本があります。この中で、お金を増やすための方程式がかかれています。

資産形成 =(収入‐支出)+(投資資金 x 運用利回り)

さて、前回・前々回と収入を上げる方法、支出を減らす方法をお話しましたが、最後の今回は、「運用利回り」を上げる方法をお話します。

運用・・・というと、すぐに思いつくのが株式投資、債券投資などだと思いますが、金融商品を買うことだけが「運用」ではありません。

例えば、貯蓄性のある生命保険(終身保険、養老保険)などは満期・解約でお金がもらえます。これも立派な運用。また、すでに話しましたが、住宅ローンの借り換え、繰上げ返済もそうです。更には、今の自分をよりよくするための自己投資(付加価値を高める)もそうです。

株式投資などをイメージすると、もし資金が減ったら・・・と二の足を踏む人は多いと思いますが、それだけではなく、「運用」とは自分の持っているお金をどう生かすかということに尽きるわけです。

次回は、投資の3要素と題して、運用に大切な3要素を解説します。

暮しと家計9:投資の3要素
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木曜日, 11月 02, 2006

暮しと家計7:支出を減らすには? -生活費の見直し-

支出を減らす手段として、前回、前々回とお話してきました。

前々回は、住宅ローンの見直しということで、低金利のローンへの借り換えをするメリットをお話しました。
前回は、生命保険の見直しということで、本当に入る保険でなければ、保険を解約して支出を減らそうというお話をしました。

今回お話しする「生活費の見直し」は、一番効果がある反面、相応の努力が必要なので、長期間続けるのが非常に難しいという側面があります。

住宅ローンも、生命保険も毎月毎月同じ額だけ出て行きます。この支出は、日々の生活の見直しで減らすことはできません。

つまり、最初の条件さえ決まってしまえば同じ額だけ毎月毎月支出されます。逆に言えば、一度見直しをしてしまえば、普段の生活をまったく変えなくても支出を減らすことができるというメリットがあるわけです。

生活費の見直しは、直接的な生活にかかわってきます。

ですので、長く頑張るのが大変です。では、長く頑張る秘訣は?

これは一言で言うと、節約をする理由を明確にすることです。

「私は○○のために節約している」

このように、明確な目標を設定することで、今の我慢は将来の何かのために生きてくるという風に考えることができます。

目的が明確なほど、努力の市外もあるし、長続きするわけです。

明確な目標!

何のために節約するのでしょうか?逆にこれさえ決まってしまえば一番効果があるわけですので、じっくりと考えてみてください。

次回は、お金を増やすために必要な知識を解説します。

暮しと家計8:運用利回りを上げるには?
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日曜日, 10月 22, 2006

暮しと家計6:支出を減らすには? -生命保険の見直し-

前回、前々回で、自分の所得を給与口座に振り込まれる”支給額”ではなく、税金や保険料が引かれる前の”支給総額”で考えるべきということ、また”支給額”を増やす方法としては、収入を増やすことと支出を減らす2つがあり、すぐに手をつけられるのは”支出を減らす”ことであるというお話をしました。

また、支出を減らすためにまず効果の大きい方法として、ローン金利を見直すことを挙げました。

今回は、支出を減らす第2弾として、『生命保険の見直し』を挙げたいと思います。

基本的に、生活費の節約はかなり効果が高いですが、それだけ身を削る必要があり、長期的に頑張るには熱意と目的が必要です。無理な節約は長続きしませんし、節約しすぎは楽しくありません。ですから、生活費の節約の前にできることを先に紹介したいと思ったわけです。

毎月、何気なく支払っている『生命保険料』。意外に多いと思いませんか?死亡保障、入院保障・・・ともしもの時のための積み立てですが、支払った分が返ってくるとは限りません。

最近流行の、月々1980円?などという保険がありますが、入院保障の欄をよくよく見ると、一日1万円、最大30日まで・・・といった条件が書いてあります。月々1980円払って、最大得られるのは30万円。大雑把に考えて契約期間が12年以上になると、むしろ損をしてしまいます。最初から30万円ある方は、この保険に入る意味はあるやなしや・・・考えどころです。

生命保険に入る目的は、もちろん”いざというときのため”でしょう。いざという時に必要なお金を支払ってくれるのが保険なのですが、支払額の上限を考えると無意味なものもあるわけです。

一度、生命保険の条件を確認されることをお勧めします。

それでは次回!

暮しと家計7:支出を減らすには? -生活費の見直し-
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水曜日, 10月 18, 2006

暮しと家計5:支出を減らすには? - 住宅ローンの見直し -

前回の最後で、”控除額を減らすには”というお話をすると予告しましたが、文章の構成上少し先になりそうです。すみませんm(__)m

今回は、毎日の暮しの中の支出から、減らせるものは何か?ということに焦点を当ててお話します。

ファイナンシャルプランナー的な考え方として、支出を減らす方法として以下の3つがあります。
1.住宅ローンの見直し
2.生命保険の見直し
3.生活費の見直し

では、1.から順にお話していきましょう。

1.住宅ローンの見直し
================
 そもそも、ローンとはどんな意味があるのでしょう?ローンをするということは、現在”現金で払えないお金を借金する”こと。
ローンをしないには・・・必要な額を貯めるしかありません。ただし、何かをほしいと思うタイミングというものがあります。
たとえば、30歳で住宅ローンをして”我が家”を手に入れた場合。35年で返済すると仮定すると、返すのは65歳になります。

では・・・実際に65歳になった時に家を買うとして、そこにどれほどのメリットがあるでしょう?もちろん答えは人それぞれですが、”我が家”とは子供の成長を共に過ごす家・・・と考えると30歳の頃のニーズの方が、65歳の時よりも大きいはず。

つまり、ローンは、時間を買うもの、今現在現金がなくても「モノ」を手に入れるための手段というわけです。

その対価として、銀行に「金利」を払うのです。この「金利」が妥当かどうか。ローンが長期にわたると、月々の返済額の中で、「金利」分への支払いの割合が格段に大きくなります。この「金利」を減らすための方法として、『低金利ローンへの借り換え』と『繰り上げ返済』があります。

現在、ゼロ金利が解除となり、また好景気を反映して少しずつ金利が上がっています。『低金利ローンへの借り換え』は、今のタイミングでは難しいかもしれません。

一方、『繰り上げ返済』はとても有効な手段です。繰り上げ返済のメリットは、利子ではなく全額元本に入ること。これにより、将来し払う利子をかなり少なくすることができます。

繰り上げ返済には、2つの種類があります。

a. 毎月の返済額が変わらない(期間が減る)
b. 期間は変わらない(返済額が減る)

総支払額の大小では、a の方が得ですが、月々の収支を考えるとbの方が効果があります。月々の支出が減るわけですから。どちらがよいかは、もちろん各家庭の判断によるものですが、考える際の指針になればと思います。

次回は、2.生命保険の見直しについてです。


暮しと家計6:支出を減らすには? -生命保険の見直し-
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月曜日, 10月 16, 2006

暮しと家計4:収入を増やすには?

さて、前回は、『資産を作る方法』を数式で説明しました。これです。

資産形成 =(収入 - 支出)+(投資資金 x 運用利回り x 時間)

この数式を今回から数回に分けて解説したいと思います。まず最初に今回は『収入を増やす方法』について。

多くの人は、収入を自分の時間を提供する対価として得ています。
※不動産、株式投資などは、自分の時間の対価とした報酬ではないのでここでは除外します。

つまり、『収入=労働時間 x 時給』が収入を決める公式といえます。
”労働時間”と”時給”という二つの要素によって、収入が決まるわけです。

収入を増やすためのひとつは、”労働時間”を増やすことです。ただし、一日は24h、それ以上増やすことができませんので、おのずと上限があります。

もうひとつの要素”時給”はどうでしょうか?これは、一言で言ってしまえば、自分の市場価値です。
たとえば、松井は、一打席で100万円稼ぐそうです。すでに引退しましたが、大魔神佐々木は、全盛期の頃、一球50万円程度稼ぎ出していました。

これらは極端な例ですが、大企業の社長なら・・・部長なら・・・彼らの仕事のポジションによって自分の市場価値が決まるわけです。では、自分の市場価値を上げるには?これは自己投資しかありません。とはいっても、その努力はすぐに反映されるわけでもありません。

さて、ここで注目したいのは、”総収入”について。給与明細が届いたときに見るのは、”手取り”の人は大半だと思いますが、実は自分の収入とは、”手取り額”ではありません。

自分が稼いだ”支給総額”から、保険、税金などが引かれた結果が”手取り額”で、実際は”総支給額”分給料が支払われているということに注目する必要があります。

自分の市場価値を上げるのはもちろん大切ですが、支給総額から手取りを引いた”控除額”を管理する(不要な支出を減らす)という考え方も必要です。

なお、以下のページでは、総支給額に対する所得控除、住民税・所得税の支払額の概算が算出できますのでご活用ください。

所得税・住民税シミュレーション

暮しと家計5:支出を減らすには? - 住宅ローンの見直し -
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水曜日, 10月 11, 2006

暮しと家計3:資産を作る方程式

資産形成のためには、以下の3点が重要となります。
1. 収入を増やす
2. 支出を減らす
3. 運用利回りを上げる

資産形成 =(収入‐支出)+(投資資金 x 運用利回り x 時間)

第一項 収入-支出 は普段の生活での収支で、言葉を変えれば 利益 にあたります。
第二項 投資資金x運用利回り x 時間 は資産運用の収支で、これこそが資産形成のポイントです。

なぜ二つ目の括弧が重要になるか、それは一つ目の括弧は足し算、二つ目の括弧は掛け算で表されており、足し算と掛け算では値が大きくなるスピードが大きく違うからです。足し算では利子で言う 単利 ですが、掛け算では 複利 の効果を得られます。毎年得た 利益 をそのまま貯めていくのと、利益を投資資金としてリターンを得るのを比較した場合、たとえ運用益が低くとも長い年月で結果が大きく異なります。

これこそが、資産を作るポイントになります。

次回からは、収入を増やす、支出を減らす、運用利回りを上げるにはどのようにすればよいかを解説したいと思います。

暮しと家計4:収入を増やすには?
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火曜日, 10月 10, 2006

暮しと家計2:目的の資金を貯めるには?


 上の表は、減債基金係数表といいます。この表のすばらしいところは、○年で△万円貯めたいと思ったときに、1年でいくら貯めればよいかが瞬時に分かることです。

 例を出しましょう。

たとえば、現在45歳で、60歳までに2000万円をためたい場合は、減債基金係数表の、横軸:15年の欄に注目します。

更に、毎年2%で運用しながらという条件をつけると、横軸:15年、縦軸:2%が交差するところの数字は0.0578となります。

・60ー45=15(年)
・2%の係数:0.0578

2,000万円 x 0.0578=1,156,000円
1,156,000 ÷ 12=96,333円

15年で2%で運用することを前提にした場合、月々96,333円ずつ貯めればよいことになります。
15年で4%で運用することを前提にした場合、月々83,166円ずつ貯めればよいことになります。

この表を使うと、息子の大学進学は5年後で、そのときに必要な額が500万円だから、月々○○円貯めればよい・・・

など、目標を達するために今からいくら貯めればよいかが分かります。

前回、年金の不足額が、2000万円~3000万円との話をしました。
定年までに月々いくらずつ貯めればよいのか、計算してみてください。

暮しと家計3:資産を作る方程式
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月曜日, 10月 09, 2006

暮しと家計1:老後資金ってどのくらい必要?

【参考文献:生命保険文化センター「平成13年度生活保障に関する調査」より】

生命保険文化センターの調査によると、夫婦二人が暮らすための平均費用は以下の通り。

最低日常費:23.5万円/月
平均生活費:28.9万円/月
ゆとりある生活費:37.3万円/月

たとえば、60歳の夫婦二人が、退職後20年間を過ごすために必要な額は、以下の通り。

最低日常費:5,640万円
平均生活費:6,936万円
ゆとりある生活費:8,952万円

では、夫婦二人がもらえる公的年金は?というと、以下のようになります。

サラリーマン世帯:20~23万円/月
自営業者:13.2万円/月

60歳の夫婦二人が、退職後20年間を過ごす場合の支給額は、以下の通り。

サラリーマン世帯:4,800万円~5,520万円
自営業者:3,168万円

平均生活費からの不足額は、以下のようになります。

サラリーマン世帯:-1,416万円~-2,136万円
自営業者:-3,768万円

60歳以降に収入がなくなると、これだけの不足額が発生することになります。
この不足額を補う方法として、再雇用やパート、自営業者の方は引退を伸ばす必要がありますが、
快適な暮しを得るには、やはり若いうちからの準備が大事です。

次回以降では、どのように準備をすればよいかということをお話したいと思います。

暮しと家計2:目的の資金を貯めるには?
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